大阪産の無農薬野菜を買うには?
大阪産の無農薬野菜を買うには?
大阪・千早赤阪村で無農薬栽培をしている専業農家です。主に富田林市・堺市・和泉市・大阪市周辺の個人のお客様と契約し、野菜を宅配しています。
当園は栽培面積が8反ほどの小規模農家で、お届けできる数に限りがあります。定員に達した場合はお断りせざるを得ない状況です。せっかく無農薬野菜に興味を持っていただいた方に、他の選択肢もお伝えできればと思い、大阪で無農薬野菜が買える場所をまとめました。
地元の野菜にこだわる理由
地場野菜の一番の良さは鮮度です。その日に畑で採れたものが手に入ることもあります。鮮度以外にも、地場野菜には環境や地域に関わる意味があります。
四里四方に病なし
自分の身の回りで採れたものを食べていれば健康でいられる、という言葉があります。住んでいる地域の旬のものを食べることが大切という考え方です。
畑の保全
畑は地域の景観を担う大切な場所です。野菜を買うことで農家が畑を維持でき、耕作放棄地を防ぐことにつながります。大阪産の野菜を選ぶことが、大阪の里山や畑を未来に残す一助になります。
フードマイレージ
食料の輸送距離が短いほど、輸送にかかるCO2排出量が減ります。地場野菜を選ぶことは、環境負荷を減らすことにもつながります。
大阪の有機農家の実情
大阪の農業は都市近郊型で発展していますが、無農薬栽培の農家に限ると数はかなり少ないのが実情です。定年後の趣味や自給自足目的で無農薬栽培をされている方は多いですが、販売を目的に無農薬野菜を育てている農家は他府県に比べると圧倒的に少ない印象があります。
農地が狭く山間地に偏っていること、土地代が高いこと、研修機関が少ないことが重なって、大阪出身でも隣県で就農される方が多いようです。
農地分布としては、北の能勢町・南の岸和田市に有機農家が集まっています。農業研修を積極的に受け入れてきた地域で、研修後にその地で就農する流れができています。
大阪産の無農薬野菜が買える場所
愛農会
有機農業の世界では知名度の高い組織です。愛農会は愛農塾出身の生産者と消費者で構成されたグループで、関西は愛農会が誕生した地域のため、関係農家が多く集まっています。能勢市・岸和田市周辺の野菜が多く入ります。
インターネット通販(農家直販)
「無農薬野菜」「都道府県名」で検索すると大手宅配が上位に出ますが、その下には地域の農家が個人宅配しているHPが見つかることがあります。流通経路を経ない分、鮮度が高いのが特徴です。
まとめ
大阪産の無農薬野菜は、流通量が限られているのが正直なところです。大手野菜宅配サービスでは他府県産が中心になることがほとんどです。もし大阪産にこだわるなら、愛農会関係や地域の農家への直接問い合わせが確実です。
個人農家から直接購入する流れが広がれば、大阪でも有機農家が増え、地場の無農薬野菜が手に入りやすくなると思っています。当園もその候補の一つとして考えていただけると嬉しいです。